今年6月に「0 SIM」で有名なSo-netが社名変更し「ソニーネットワークコミュニケーションズ」になりましたが、今度はそのソニーネットワークコミュニケーションズがLTEデータ通信SIMサービス(格安SIMサービス)の新ブランド「nuro mobile」の提供を10月より開始すると発表しました。
「nuro mobile (nuro モバイル)」について
「nuro mobile」はNTTドコモの電波(回線)を使用するサービスで、月額料金はデータ容量 2GBのプランが700円(税別)、そしてそこからデータ容量が1GB増えるごとに月額料金が+200円となっています。そしてSMSを付けると+150円、音声通話をつけると+700円となっています。とてもわかりやすいシンプルな料金体系ですね
nuro mobile の料金プラン
データ容量 | データ専用 | SMS機能付き | 音声通話付き |
---|---|---|---|
2GB | 700円 | 850円 | 1,400円 |
3GB | 900円 | 1,050円 | 1,600円 |
4GB | 1,100円 | 1,250円 | 1,800円 |
5GB | 1,300円 | 1,450円 | 2,000円 |
6GB | 1,500円 | 1,650円 | 2,200円 |
7GB | 1,700円 | 1,850円 | 2,400円 |
8GB | 1,900円 | 2,050円 | 2,600円 |
9GB | 2,100円 | 2,250円 | 2,800円 |
10GB | 2,300円 | 2,450円 | 3,000円 |
※全て税抜き
プランがデータ容量 1GBごとの「1GB刻みプラン」になってるので自分の使う分にピッタリ合わせることができそうです。そしてもし料金プランのデータ容量を1ヶ月間で使い切らなかった時には残り分は翌月に繰り越しされます。
実際「nuro mobile」を使ってみてプランが合わなかった時はデータ容量の変更(プラン変更)も後からできます。
また音声通話プランにはオプションとして「キャッチホン (月額200円)」「留守番電話(月額300円)」といった基本的なサービスも用意されています。更に迷惑電話ストップサービスが無料でついています。
nuro mobileではスマホも分割で購入できる
nuro mobileでは端末(スマホ)とのセット販売も行っており、端末代金の支払いを月額料金と合わせて24回の分割で支払うことも出来ます。
人気のZenFoneシリーズ最新モデル ZenFone 3もラインナップにありますね。
音声通話プランの最低利用期間
他社のMVNO同様に音声通話プランについては、最低利用期間として12ヶ月が設けられており最低利用期間内に解約や音声通話プランをやめると最大12,000円の違約金が発生します。ちなみに違約金はサービス開始月から12月後まで毎月1,000円ずつ減額されていきます。なのでもし6ヶ月目で解約する場合、違約金は6,000円となります。
そしてサービス開始月から12ヶ月を経過すると違約金は発生しなくなります。
所感
「nuro mobile」は新しい会社がMVNO事業に新規参入したわけではなく、もともとMVNO事業をやっていたソネットが社名変更後、新たに「ソニーネットワークコミュニケーションズ」のMVNOブランド「nuro mobile」としてLTEデータ通信SIMサービスの提供を開始したものです。
nuro mobileは料金体系などとてもシンプルでわかりやすくなっています。それに今までもMVNO事業を運営してきているので、サーバーや回線の安定性等そのあたりの安心感もありますね。
また格安SIMのサービスとして気になる「使い切らなかったデータ容量繰り越し、プラン変更、他社から乗り換え(MNP)」にもしっかり対応しています。
色々書いてきましたが「nuro mobile」について個人的にはデータ容量が 1GB刻みで選択できる所が一番の魅力だと思います。無駄がなければその分月額料金を安く抑えることができますからね。