5月10日、KDDIが2016年夏モデルとしてソニーモバイルのXperia X Performance (SOV33)を6月中旬頃に発売すると発表しました。
Xperia X Performanceは画面サイズが5インチで解像度がフルHD、CPU(SoC)は最新のSnapdragon 820を採用したソニーモバイルコミュニケーションズのフラッグシップモデルで、背面カメラに「先読みオートフォーカス」という最新のカメラ機能が搭載されています。
この「先読みオートフォーカス (Predictive Hybrid Autofocus)」は動いている被写体の次の動作を予測してピントを合わせることによりブレのない綺麗な画像を撮影可能にするという機能です。
これは同じ機能を搭載したXperia Xの様子ですがこのような感じで使用できます。
被写体が激しく動いていてもしっかりピントが合わせられるのでとても便利ですね。
Xperia X Performanceの特徴
- CPU(SoC)に最新のSnapdragon 820を搭載
- OSは最新のAndroid 6.x (Marshmallow)
- ボディは背面にアルミニウム合金が採用されている
- バッテリーの寿命が従来の2倍になる新技術が採用されている
- 防水防塵
- 指紋認証センサーが搭載されている
- カメラにはPredictive Hybrid Autoforcus (先読みオートフォーカス)という0.03秒未満の高速フォーカスと被写体の動きを予測してブレない撮影を可能にする機能が搭載された
- カメラアプリの起動が高速化されており約0.6秒で撮影可能
- カラーバリエーションはホワイト、グラファイトブラック、ライムゴールド、ローズゴールドの4種類
- カラーバリエーションにより背面処理が異なる、ホワイトとグラファイトブラックのモデルは背面がヘアライン加工、ライムゴールドとローズゴールドはサンドブラスト加工になっている。
Xperia X Performance (SOV33) スペック表
メーカー | Sony |
---|---|
モデル名 | Xperia X Performance |
OS | Android 6.x (Marshmallow) |
ディスプレイ |
5インチ /解像度 FullHD (1920 x 1080) トリルミナスディスプレイ for mobile/LCD |
CPU(SoC) |
Qualcomm Snapdragon 820 MSM8996 [ 2.2GHz x 2 + 1.6GHz x 2 (クアッドコア) ] |
メインメモリ | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
通信 | 4G LTE/WiMAX 2+ |
カメラ (メイン/サブ) | 2300万画素 / 1320万画素 |
バッテリー容量 | 2570mAh |
サイズ | 144 x 71 x 8.6mm |
重さ | 165g |
外部メモリ | microSD (最大200GB) |
Xperia X PerformanceはXperia Xシリーズの中で唯一、防水防塵(IPX5/IPX8)(IPX6)に対応しているモデルです。
またKDDIから発売されるモデルはグローバルモデルにはないワンセグ/フルセグ、おサイフケータイ、VoLTE機能も搭載しています。
バッテリーについて
気に入ったスマホを長く使えるようにバッテリーの寿命が従来の約2倍になっていると言うところも気になる所です。バッテリーの劣化が遅くなれば、バッテリーが弱ってきてすぐに充電しないといけないという状態にもなり難くなりそうですし、Android 6.0に標準で付いているDOZEモード(省電力機能)とソニーのSTAMINAモード(省電力機能)も併用すれば、よりバッテリーの持ち時間は伸びそうです。
Xperia X Performanceの価格
少し前に欧州でXperia Xシリーズの予約受け付けが開始され、Xperia X Performanceの価格は「Xperia X Performance : €699 : 約86,296円」でした。
これはオランダでの価格ですが、€699と言うのはXperia Z5の発売当初の価格と同じです。そうなると日本で発売されるXperia X PerformanceもXperia Z5と同等の価格で販売されることになるのかもしれません。
また欧州でのXperia X Performanceの発売は7月上旬になりそうなので日本での発売のほうが早いかもしれませんね。
早くXperia X Performanceに触ってみたいなぁ
追記
背面のロゴがどうなっているのか気になったのでソニーモバイルの公式サイトから大きな画像を持ってきました。
下の方に「au SOV33」と印字されているぐらいですね、あまり目立たないかな。
先行展示
5月11日から「Xperia X Performance (SOV33)」と「Galaxy S7 edge (SCV33)」の先行展示が一部の店舗で行われるようです。
先行展示の対象店舗
- au SHINJUKU (東京・新宿)
- au NAGOYA(名古屋・栄)
- au OSAKA (大阪・梅田)
- au FUKUOKA (福岡・天神)
- au HAKATA(福岡・博多)
この5店舗では先行展示が行われます。
上記以外のauショップで「Xperia X Performance (SOV33)」と「Galaxy S7 edge (SCV33)」の展示が行われるのは5月13日以降の予定です。
<余談>
また5月11日より先行展示の対象店舗にてサムスン製のGear VRというスマホと組み合わせてVR(バーチャルリアリティ)を楽しむことの出来るゴーグル型ヘッドマウントディスプレイの体験もできるようです。
これも面白そうですね。
6月16日 追記
KDDIと沖縄セルラー電話から6月16日にXperia X Performance (SOV33)の発売日と価格が発表されました。発売日は6月24日(金)、価格は92,880円(税込)です。
毎月割が適用されると実質負担は「auスマートパス」加入時で43,200円です。
他社から乗り換え(MNP)の場合、8月31日までならXperia X Performance (SOV33)は「2016年 のりかえ割」が適用されるので毎月900円の割引を2年間受けられますね。
2016夏 のりかえ割 | キャンペーン・割引特典 | スマートフォン・携帯電話 | au