ファーウェイ・ジャパンはHUAWEI製のAndroid搭載SIMフリースマホ「honor6 Plus」の仕様を一部変更し、当初対応予定だった周波数帯(バンド) TD-LTE Band 41を非対応にすると発表しました。
TD-LTEのBand 41 (2.5GHz帯)は日本国内だと
UQコミュニケーションズの「WiMAX 2+」と
ソフトバンクの「SotfBank 4G(AXGP)」が
利用できるBandです
ファーウェイ honor6 Plusのスペック
- CPU(SoC) : Hisilicon Kirin 925 オクタコア A15/1.8GHz + A7/1.3GHz
- メモリ : RAM : 3GB / ROM :32GB
- バッテリー容量 : 3600mAh
- ディスプレイ : 5.5インチ / 解像度 フルHD (1920 x 1080)
- カメラ : メインカメラ : 800万画素 / インカメラ : 800万画素
- サイズ : 150 x 75.7 x 7.5mm / 重量 : 約165g
- OS : Android 4.4 (KitKat)
画面サイズが大きく解像度も高いですね、CPUもオクタコアを搭載していてメモリが3GBもあるなら複数のアプリを起動してもサクサク動作しそうです。
ただ採用されているOSはAndroid 4.4 (KitKat)なので最新OSのAndroid 5.0 (Lollipop)でないのはちょっと残念ですね
公式サイトに下記のような案内が載っていました。普通にアップデート出来るようですね。
Android™ 4.4 Kit Kat / Emotion UI 3.0
(Android™ 5.1.1 Lollipop / Emotion UI 3.1 にアップグレード可能)
ただhonor6 Plusでちょっと気になるのは対応周波数帯(バンド)です
Huawei - honor6 Plus - 携帯電話 - スペック
FDD-LTE: B1/B3/B7
TDD-LTE: B38/B39/B40
UMTS: B1/B6/B8/B19
TD-SCDMA: B34/B39
GSM: 900/1800/1900
Bluetooth通信:V4.0+LE
Wi-F i: IEEE802.11a/b/g/n 準拠
テザリング機能 / 最大接続台数:8台
NFC搭載
GPS/AGPS/Glonass/Beidouサポート
LTE (4G)
FDD-LTEのB1はドコモ,au,ソフトバンク全てで利用できるBandです
B3はドコモの東名坂エリアとY!mobileで利用可能です
B7は日本では使われていません
UMTS (3G)
次にUMTSですが、これはW-CDMAと同じものです
対応バンドはB1,B6,B8,B19
B1はドコモ,ソフトバンクで利用できます
B6,B19はドコモのいわゆるプラチナバンドです
B8はソフトバンクで利用できるプラチナバンドです
(auの3GはW-CDMAではなくCDMA2000という方式をとっているため利用できません)
これを見るとドコモとソフトバンクで使えそうですがLTEのプラチナバンドには非対応のようです。そうなると山間部やビル街等の電波が届きにくい所だと3Gでは使えると思いますがLTEは難しいかもしれません。
honor6 Plusは6月に楽天モバイルからセット販売で発売される予定で、楽天モバイルが使用している電波はNTTドコモの電波です。
このhonor6 Plusを楽天モバイルで利用するとなると場所や電波状況によっては3Gになることがあると思います。
それでも3Gに関してはプラチナバンドもしっかりと対応しているので通話ができなくなると言う事は無いはずです。
ファーウェイ製のスマホで電波を重視するなら個人的にはAscend Mate7の方が良いような気もします。
こちらはFDD-LTE B19に対応しています。B19はドコモで利用できるLTEのプラチナバンドです。
こちらなら電波の心配をあまりしなくても済みそうです。
より詳しい内容は楽天モバイルの公式サイトで確認をお願いします。
ファーウェイも日本のMVNO向けにSIMフリースマホを売り出すのなら、販売する全てのスマホでNTTドコモのプラチナバンドに対応してくれると安心できるのですが・・・
楽天モバイル公式サイト : 楽天モバイル