5月13日、ZTEジャパンがSIMフリー モバイルWi-Fiルーター「ZTE MF920S」市場想定価格12,800円(税別)を5月27日(金)に発売すると発表しました。
ZTE MF920Sは薄型軽量ボディで連続通信時間は最大約14時間、通信はLTEに対応しており高速データ通信が可能です。ちなみに規格上での最大通信速度は下り150Mbps、上り50Mbpsとなっています。
ZTE MF920Sの特徴
- 本体の厚みが約15mmで重量が106g
- ドコモとソフトバンクの通信に合わせてあり3G/LTEのプラチナバンドに対応
- 連続通信時間は約14時間
- スマホやパソコンのWebブラウザ(IEやGoogle Chrome等)から簡単に設定ができる
- 同時接続は10台まで
- SIMカードのサイズは「標準SIM」
ZTE MF920Sの仕様
※1Qualcomm®はQualcomm Incorporatedの登録商標です。MDM9225™は
Qualcomm Incorporatedの商標です。
※2ご利用地域によって、最大通信速度は異なります。また、ベストエフォート
方式のため、回線の混雑状況や通信環境などにより、通信速度が低下、
または通信できなくなる場合があります。
※3装着するSIMカードにより通信エリア、通信速度は変わります。
※45GHz帯(W52)は、電波法により屋外での使用は禁止されています。
※5本製品の通信時間、待受時間は、ご利用環境、使用頻度、設定により
異なります。
ZTE MF920Sの外観
月額料金について
モバイルWi-Fiルーターは大手携帯電話会社からも販売されていますが、当然その会社のデータ専用プランでの契約になります。そうなると月額料金も高額なものになる可能性がありますし、月額料金を割り引くためには2年縛りが必要な場合もあります。
そこを格安SIMのデータプランを使用したモバイルWi-Fiルーターにしてしまえば月額料金を抑えることが出来るかもしれません。
例えばですが月額料金を半年間割引くキャンペーンを行っていて、最近直近3日間のデータ通信量に対しての制限を緩和した「DTI SIM」の料金プランを見てみると下記のような料金になっています。
この場合10GBのプランで利用してもかなり安く使えそうですね。
※この記事を投稿した翌日にDTI SIMの10GBプランが「ネットつかい放題」(定額データプラン)に変更されました
ただし大手携帯電話会社のデータ専用プランには「4G/LTEデータし放題フラット(ソフトバンク)」の様なパケット定額サービスがあります。
使用するデータ通信量によっては大手携帯電話会社のプランを利用したほうが安く済む場合もあるかもしれません。
そこはご自身の1ヶ月あたりのデータ通信量を調べてどちらが安いのか比べて見る必要があります。
MVNOでもデータ通信無制限プランを用意している会社がありますが、その場合時間帯によっては速度が出ない事もあるようなので注意してください。
ちなみに上記の例ではDTI SIMを取り上げましたが、もちろんこれ以外のMVNOでもNTTドコモの通信網を使用する会社であれば好きなところを選んで使うことができます。
※なんとなく月額料金の割引キャンペーンやデータ通信量による制限が緩和されたDTI SIMが思い浮かんだので例に出してみました。
所感
正直モバイルWi-Fiルーターは1ヶ月間にどれくらいデータ通信を行うのかで、どのような組み合せだと安く済むのか変わってくるので万人にこれがオススメとは言えない所があります。
ただ、月に何十GBものデータ通信を利用しない方ならこのようなSIMフリーのモバイルWi-Fiルーターに格安SIMの組み合わせで安く済ませる事ができそうです。
※データ容量を増やすために格安SIMを複数契約するという方法もあります。
モバイルWi-Fiルーターを既に利用している方や、これから利用を考えている方は一度検討してみるのも悪く無いと思いますよ
ちなみにプランのデータ容量を超えても速度制限がかかった状態でならしばらく使えるはずです128Kbps等でも事足りるのなら意外と安く済むかも・・・
※本当に少しならスマホのテザリングで済ませることも出来るかもしれませんね。
[ZTEジャパン] 携帯性を高めた低価格モバイルWi-Fiルーター「ZTE MF920S」を発表 - ZTE Japan